必要な手続きと早めの準備

引越しというのは非常に大変なものです。

何が大変かって、単純に作業量が多すぎるってことですよ。今は引越しお任せパックみたいなものがありますね。テレビCMや雑誌を見ていると、引越す本人は全くなにもしないでいいような気がします。

しかし引越しに関する手続きなどでは、本人でなくてはならないこともたくさんあるんです。こればっかりは引越業者に代行をお願いすることができません。リストを作って、やり忘れがないようにしておきましょう。

本人もしくは家族でなくてはいけない手続きには、役所での住所変更手続きがあります。

役所で必要な手続き

転出届や年金、健康保険、各種手当などたくさんありますよ。役所での手続きは、それぞれの市区町村によってやり方が変わってきます。事前に電話等で必要書類と手続きの順番を確認しておきましょう。

仕事がある人は引越し当日と手続き用に翌日も休みが取れれば非常に便利ですよ。

また失敗しがちななのは、転入する地区の役所にだけ問い合わせて転出する(それまで住んでいた地区)役所に問い合わせないことです。

転出と転入はつねにセットになっていますから、手続きは双方の役所で2回やることになるのです。できれば1日で役所の手続きは終わらせたいものです。

時間も2倍かかることになりますから、くれぐれもお忘れなく。

役所以外にも住所変更の手続きが必要なことがあります。銀行などの金融機関、クレジットカード会社、携帯電話会社などへは必ず住所変更の手続きをしておきます。会社員なら勤務先への住所変更手続きも必要ですよ。

ライフライン関係の連絡も引越しの1週間前には終わらせておきましょう。

電気、ガス、水道

こちらも役所同様、旧居での停止申請と新居での開始申請をするが大事です。

最近では電話や窓口へ行かなくても、ネットの公式サイトから申請できます。

やり忘れを防ぐためにも、引越し日が決まったらすぐに手続きをしておくといいですね。ケーブルテレビは設備撤去(アンテナなど)がいることもあります。工事することになりますので、日数に余裕を持ってやるようにしてください。

引越し当日に、引越し代金を現金で払うことはあまりないです。しかしそれ以外のこまごましたお金は必要になります。引越し当日は非常に混乱していて、忙しいです。

前日までに必要と思われる現金を引き出して、持っておくことが大事ですね。

貴重品

現金以外の貴重品は紛失すると大変です。

ご実家が近くにある場合はあらかじめ預けておけば安心です。金融機関に貸金庫がある場合はそちらも利用しましょう。子供のものでなくしたくないものがあれば、箱にまとめて仲のいいご近所にお預けするのもいいです。

引越し後にご挨拶に伺うのですから、そのときのお礼をすればいいでしょう。

早めに準備を始めよう

会社の転勤の辞令が出るのは、大抵は1,2か月前ではないでしょうか。知らない土地への急な転勤は一瞬不安がよぎるかも知れませんが、いち早く引っ越しの段取りを考えなければなりません。

数か月の準備期間があれば良いのですが、もし1か月しか余裕がない場合は特に急いで水道やガス、電気、電話などの契約先に連絡を入れ、住所変更となる期日を伝えて変更や停止の手続きを急ぎましょう。

各種契約の集計基準日や起算日は、その月の1日現在で1か月分の料金が発生してしまう場合もあれば、日割り計算で実質使用分のみを請求される場合もあります。早めに業者に確認をし、余分な支払いが発生しないように気を付けたいものです。

それと同時進行で急がなければならないのが、引っ越し先での電気、ガス、水道などの契約申し込みです。新居に住んで直ぐに生活を始めるとなると、引っ越しの日に間に合うように業者に連絡を入れ、契約書を取り交わさなくてはなりません。

特に気を付けたいのはガスの契約で、住む地域によってガスの種類が異なるので新居をお世話してくれた不動産屋さんに確認を忘れないようにしましょう。

そして、そのガスの種類に対応するガスコンロを購入しなければならないので、慌てて特売品に飛びつかないようにしてください。

今まで住んでいた住宅が賃貸物件だった場合は、直ぐに大家さんに退去の連絡をします。

賃貸契約の既定では、少なくとも1か月以上前に退去の意思を伝えなければならないとされているはずですから、遅れると引っ越した後にも家賃を支払う事になってしまいます。

そして大家さんには入居時に支払っている敷金が戻ってくるのか確認をし、減額があるなら引かれた内訳や理由を示してもらい、納得のいくように話し合いましょう。

現在の住居での清算を進めながら、新居での住宅探しも必要なので忙しいとは思いますが、長く住む事になるのであれば日当たりや物干し場所の広さ、駐車場の有無や近隣の環境などは、なるべく良好な物件を選べる様に不動産屋さんに相談をします。

後で後悔をしない為に、見落としが無いようチェックリストを作る事をおすすめします。

新居も決まれば、普段使用していない季節物などから順に荷造りを始めます。

引っ越し業者に丸ごと依頼をすれば、荷造りから運搬まで全ての作業を行ってくれますが、それではかなり料金が高くなってしまいます。

また、完全なお任せコースであっても、女性の場合は見られたくない荷物が多かったり、荷物のまとめ方を指示する必要があったりと、本当に全くのお任せではいられないのが現状です。

引っ越し先で直ぐに使いたい必要な荷物が、どこにあるのかさっぱり分からないと言う、困った事になりかねないのです。

一番やりやすい方法としては、引っ越し用段ボール置き場になる部屋を1室用意して、時間があるならなるべく自分で荷造りをしていく事です。そして最大のポイントは、荷造りの前に要らない荷物を出来る限り処分する事です。

荷物の搬出入

引っ越しの際には、まずは荷物が破損しないよう、梱包することが必要です。
でもそれだけではありません。
建物がキズをつかないよう、「養生」をしないといけないんですね。

引っ越し業者は多くの場合、頼まなくても養生をしてくれます。
ただ中小の業者は養生をきちんと行わないこともたまにあります。
そこで不安な場合には、見積もりの際、養生を確認しておく必要があるんですね。

養生はこんな場所に必要になる

養生は、以下の様な場所に必要です。
それぞれきちんと養生してもらえるか、確認するようにしましょう。

◎エントランス・玄関

エントランスや玄関は、トラックから運ばれた荷物が一旦降ろされる場所となります。
また段差もあるため、ぶつかると破損の可能性があります。

きちんとマットなどを敷いてもらうようにしましょう。

◎壁や柱

荷物が通る壁や柱は、全て養生されなくてはなりません。
特にぶつかりやすい場所には、キルティングなどで保護してもらうようにします。

◎床

フローリングの床は傷がつきます。
ダンボール等を敷いてもらうようにします。

◎階段

階段は、段差がある上途中で曲がっていたりして、荷物がぶつかりやすい場所です。
床にも壁にも、保護シートを張ってもらうようにします。

◎エレベーター

エレベーターは狭いですから、傷がつきやすい場所です。
きちんと養生して貰う必要がありますね。

新居のレイアウト

引っ越しをすると、引っ越し先に家具を改めて配置することになります。
ですから引っ越しは、部屋のレイアウトを変える絶好の機会ともいえますね。

そこで家具を配置するやり方についてまとめてみました。

部屋が広く見える家具の配置は?

部屋の広さは、家具の配置によっても印象が大きく変わってくることになります。
ぜひ「部屋が広く見えるような家具の配置」をしたいものですね。

◎壁一面を収納家具で覆ってしまわない

リビングやダイニングは、どうしても収納家具で一杯になりがちです。
でも壁一面に収納家具を置いてしまうと、圧迫感があり、部屋が狭く見えてしまいます。

収納家具を配置するには、次のような点に考慮しましょう。

・家具は腰の高さより低いものを選ぶようにする
・家具の奥行きは同じサイズのもので揃え、前面がデコボコにならないようにする
・カラーやトーンを揃え、ゴチャゴチャとしないようにする

◎陽を遮ってしまうと部屋が狭く見える

大型の家具を窓の前に置くなどして、陽を遮ってしまうと部屋が狭く見えます。
また襖も陽が遮られることで部屋を狭く見せる原因となりますので、すりガラスやカーテンなどに替えましょう。

◎見せたい小物は一ヶ所にまとめる

「見せたい小物」があると思います。
でもこれが部屋のあちこちにあると、部屋がゴチャゴチャして狭く見えます。

見せたい小物は、一ヶ所にまとめるようにしましょう。
トイレや玄関などを「見せるコーナー」にしてしまうこともおすすめです。

ソファーとテレビの位置関係に注意

「ソファーに座りながらテレビを見る」ことは多いと思います。
ですからソファーとテレビの位置関係は重要です。

まずテレビは、コンセントの前に置くのが、配線が見えませんのでおすすめです。
その上で、エレビが見やすい位置にソファを置きます。

テレビは、目線より下になるように配置しましょう。
もしテレビの高さが低くできないようなら、ソファーの位置を考える必要が出てきます。